再手術のメリット&デメリット
ペニス手術への専門性が高いクリニックの多くは他院修正術を扱っています。
失敗して不格好な状態になってしまった場合は、同じクリニックでの再手術ではなく他のクリニックでの他院修正術を検討すると良いでしょう。
再手術を受けるメリットは、不格好な状態を改善できること。デメリットは一度目よりも高額な料金がかかることと満足のいく仕上がりになる確率が低いことです。
再手術を受ける際の基礎知識をご覧ください。
再手術の主な事例
再手術・他院修正術では、以下の状態・症状を理由に利用するケースが多いです。
- 保険適用手術で不格好になった
- 包茎手術でツートンカラーになった
- 包茎手術で不自然な仕上がりになった
- 増大術、長茎術で不格好になった
- 増大術、長茎術でサイズアップの効果を得られなかった
- ツッパリ感などの弊害が発生した
- 一歩進んだ治療を受ける目的
他院修正術は全国で1万件以上の症例数があると言われていますが、その全てが失敗を理由にした再手術ではありません。
ただし、症例写真でイメージしていた内容とは異なり、満足の行く仕上がりにならない理由で再手術を受ける需要が多いことは事実です。
再手術の方法
再手術は、どのような失敗をしているかによって治療法と医師に求められる技術力が変わってきます。
何も治療を受けていない状態に比べて、再手術は綺麗にデザインする難易度が高まることを覚えておきましょう。
評判の良い医師は、状態に合わせた包皮の再カットや他の部位から包皮を引っ張ってくるなどの方法で、見栄えを改善しています。
失敗して不格好だった見た目が綺麗になることも多いので、妥協できない状態であれば再手術を積極的に検討してください。
なお、縫合した傷跡が目立つなど一部の症状は、再手術でも対処できない場合があります。
万が一失敗したら再手術を受ければいいと考えるのは危険です。
一度目の手術を受ける際には失敗するリスクを軽減できるよう、一切妥協しないでクリニック・術式選びを行いましょう。
再手術が失敗する確率
他院修正術を扱っているクリニックであっても、適切な治療をする技量があるとは限りません。
悪質クリニックは自信がなくても綺麗な状態に仕上げると嘘をついて勧誘してきます。
そして、失敗すれば「元々の状態が悪いからここまでしかできない」と言い訳をされるので注意しましょう。
再手術で失敗する確率は、何をもって失敗と判断するかによって変わってきます。
当初の状態より見栄えが悪くなる失敗や元の状態よりも不格好になる失敗の確率は1%未満ですが、あえてリスクを背負った対処をしないクリニックが多いです。
クレーム回避を目的に、少しでも元の状態より見栄えが良くなれば、そこで妥協して治療を切り上げるクリニックがたくさんあるので注意してください。
再手術で満足の行く仕上がりになる確率は一度目の手術よりも低いです。他院修正術を扱っていることに加えて、医師の腕に定評があるクリニックを選ぶようにしましょう。
一度目の手術で失敗したのであれば、同じクリニック・医師で再手術を受けても満足の行く仕上がりになる確率は非常に低いです。
再手術の費用
ペニスに関する修正術の費用は、包茎手術の最低基本料金より割高な水準に設定されていることが多く、相場は10~20万円以上です。
状態によって費用が変わる要素もありますが、包皮カットの微調整や包皮を引っ張ってくるなどできることが限られているため、25万円以上の費用がかかることは滅多にありません。
増大術や長茎術の修正は、再度注入剤を使う費用がかかるため、術式に応じた料金が必要です。
状況によっては一度注入した液剤やシリコン等を除去して、イチから注入治療をやり直す場合もあります。
時間に余裕があれば複数のクリニックを受診して、再手術する際の治療法の説明と見積を比較するとよいでしょう。