男性器の増大手術は亀頭・陰茎ともに注入治療が一般的です。

包茎・長茎・増大手術のリスクを回避

増大手術の基礎知識

ペニスの増大手術は主に亀頭増大術陰茎増大術の2種類があり、共に注入治療が中心になります。
術式に応じた方法や治療を受けるメリット、持続期間、リスクなどの基礎知識をまとめました。

 

 

亀頭増大術について

海で泳ぐ二匹の亀

 

亀頭増大術は亀頭部分に注入剤を入れて亀頭を大きくするとともに強化します。
亀頭増大術のメリットと主な目的をご覧ください。

 

  • 見栄えが良くなる
  • 性行為をする際の攻撃力を高める
  • 性行為をする際の痛みの改善(亀頭の強化)
  • 軽微な仮性包茎は亀頭増大術で解消できる(切らない包茎手術)
  • 包茎手術と一緒に行うことで術後の痛みを緩和できる(亀頭の保護)
  • 早漏の改善

 

注入剤によって表面をコーティングすることで、サイズアップと亀頭の強化を同時に行うことが可能です。
持続期間や効果は注入剤の種類と量によって変わってきます。

 

 

亀頭増大術の流れ

注射針を使って専用の注入剤を亀頭の表皮へ注入していく流れで、事前に麻酔も行います。
包茎手術の麻酔に比べると、麻酔注射を皮膚の奥まで刺す必要がありませんので痛みが少ないです。
術後は2~4日安静にする程度で完治し、生活への制限が少ないメリットがあります。

 

 

注入剤の種類

注入剤と注射器

 

亀頭増大術でもっとも需要が高いのはヒアルロン酸です。
持続期間は6~12ヶ月程度ですが、費用が安くてよほど大きな失敗をされない限りは時間の経過で元の状態に戻ります。
包茎手術とセットで行いパンツや性行為時に亀頭が擦れる痛みを緩和したい方や、まずはお試しで亀頭増大を体験してみたい方におすすめです。

 

高額な注入剤を利用すれば効果が半永久的に続きます。
亀頭増大術で使われる主な注入剤の種類をご覧ください。

 

ヒアルロン酸

持続期間:6~12ヶ月
特徴:少しずつ皮膚がヒアルロン酸を吸収して効果を失う。材質が柔らかくて費用が安い。

 

コラーゲン

持続期間:6~12ヶ月
特徴:ヒアルロン酸に比べてサイズアップが実感しにくいため人気が低い。材質が硬めになるのが特徴。

 

アクアミド

持続期間:5~6年
特徴:持続期間が長く注入した一部のみ半永久的に効果が残る。

 

バイオアルカミド

持続期間:半永久
特徴:半永久的な効果があり材質が硬い。

 

リパスG

持続期間:半永久
特徴:半永久的な効果があり少量の注入でもサイズアップを実感しやすい最新の注入剤。

 

 

医師の腕と失敗リスク

亀頭増大術は亀頭粘膜の間に注入を行い、状況に応じて数cc程度の注入剤を複数回に分けて注入します。
注入する際は亀頭粘膜からの深さによって同じ量でも効果が大きく変わるケースがあり、極端に浅い位置へ注入すると表面がブヨブヨの違和感がある状態になり、最悪のケースではすぐに注入剤を抜く修正術が必要になります。

 

包茎手術に比べて難易度は低く、普段から相応の症例数をこなしている医師であれば失敗する確率が低いです。
1回に注入する量が多くなるとデザイン性の重要性が高まりますので、不安があれば料金の安さよりも医師の信頼性が高いクリニックを選ぶようにしてください。

 

 

陰茎増大術について

太さを図るメジャー

 

陰茎増大術も注入による治療が中心ですが、薬剤注入のみで対応する亀頭増大術とは違って以下の3パターンがあります。

 

  • 薬剤注入
  • シリコン挿入
  • 脂肪注入(脂肪吸引した脂肪を注入)

 

ご覧の通り、陰茎増大術は基本的に長さではなく太さのみを改善するペニス手術です。
長さに関する悩みやコンプレックスをお持ちの方はこちらのページをご覧ください。

 

長茎術の基礎知識について

 

薬剤注入は亀頭増大術と同様に複数の種類があり、ヒアルロン酸など持続期間が短いタイプもあるので注意してください。

 

半永久的な効果を求める方はシリコン挿入をする方法がありますが、シリコン挿入による陰茎増大術はペニス手術をしてシリコンが入っている状態を隠すことができません。
半永久的な効果を求める場合は、高額な注入剤を入れるか脂肪注入する方法が人気です。

 

 

陰茎増大術の難易度

亀頭増大術の場合は少量なら一ヶ所のみから注入するだけで相応の仕上がりになりますが、陰茎増大術は全体へバランスよく注入するテクニックが必要です。
シリコンや脂肪の場合は注射針を刺すだけではなく、まずは皮膚に挿入口の穴を開けてから注入をするため、ペニス手術に強いクリニックでも難易度の高さを理由に陰茎増大術を扱っていない所があるので注意してください。

 

なお、陰茎増大術を扱っていないクリニックは腕が悪いと一概に言い切ることはできず、他の術式の専門性を高める目的で陰茎増大術を扱っていないクリニックが多いです。
皮膚の浅い位置から注入するため重大な医療ミスは起こりにくいですが、医師の腕が悪いと見栄えが悪くなってしまいます。

 

また、亀頭増大術と同様に注入剤の量が同じでも医師の腕によって見栄えのサイズアップ感に大きな違いが出てきます。
高額な費用を取られる治療法ですが、安さよりも信頼性を重視してクリニック選びをしてください。