男性器をサイズアップさせる長茎手術には、切る方法と切らない方法があります。

包茎・長茎・増大手術のリスクを回避

長茎手術の基礎知識

長さを図るメジャー

 

長茎術はペニスを長くする手術で、数あるペニス手術の中でも難易度が高いです。
様々な術式がありますが、いずれも下腹部の中に埋まっている部分を引き出して長くする仕組みです。
比較的簡単な術式を選んだ場合や腕の悪い医師が対応すると、目に見える変化を得られないケースがあるので注意しましょう。

 

また、長茎術は通常時のサイズを長くすることに強い一方で勃起時のサイズには大きな影響が出ない事例が多いため、簡易的な手術を受ける方の大半は大衆浴場へ行った際の視線など通常時のサイズアップを目的に利用しています。

 

高度な術式は勃起時のサイズも長くすることが可能で、医師の技量によってもサイズアップする量が変わります。

 

 

長茎手術の種類

長茎術は「切らない長茎術」「切る長茎術」の2種類があります。
切る長茎術は費用とリスクが高く、切らない長茎術は満足の行くサイズアップを得られないケースが多いです。
長茎術の術式による治療法やリスクなどの基礎知識をご覧ください。

 

 

切らない長茎術

糸とハサミ

 

切らない長茎術は主に3つの術式があります。

 

  1. 糸を使って固定する(基本的に通常時のサイズアップのみ)
  2. 下腹部を脂肪吸引する
  3. 脂肪吸引で取った脂肪をペニスに注入して太くて長くする

 

切らない長茎術を扱っているクリニックの大半は①の糸を使った治療を得意にしています。
糸を使った固定は二重まぶたのプチ整形でも広く活用されていて、ペニス手術の場合は切る前にペニスを如何に引き出せるかがポイントです。

 

メスを入れないため、勃起時のサイズが長くなることは少なく、長く見える状態で固定できるかが重要になります。
脂肪吸引系はペニスが埋もれるほど余った脂肪がない場合は向いていない治療法です。

 

いずれの術式も切らないため、機能障害や修正困難な症状にはなりにくいですが、満足のいく効果を得られないトラブルが多いので注意しましょう。
脂肪をペニスに注入する術式のみ、切らない手術でも高額な修正術が必要な状態に陥る失敗リスクを抱えています。

 

 

切る包茎手術

長茎手術で使用するメス

 

切る包茎手術の主な術式は3種類です。術式ごとの特徴をご覧ください。

 

剥離固定法

根本部分にメスを入れて体内に埋まっている部分を引き出す治療法。
切る包茎手術の大半はこの術式に該当し、恥骨と癒着している部分を剥離できるかが重要です。

 

海綿体や神経を傷付ける恐れがないペニスの根本に3cm程度のメス入れしかしないため、機能障害に発展する医療ミスのリスクは低いです。
ただし、高額な料金を払って痛い思いをした結果、通常時を含めて満足のいくサイズアップを得られない失敗事例が多いので注意しましょう。

 

腕が悪い医師だと通常時のサイズのみ。腕が良い医師だと勃起時も隠れていた部分まで引き出して劇的に長くなります。

 

 

脂肪除去法

過度な肥満の方を脂肪除去によって埋もれていた部分を引き出す術式。難易度とリスクが高く、ペニス手術の専門性が高いクリニックでも症例件数が少ないです。
興味のある方は、脂肪切除の症例実績が豊富な美容クリニックも候補に入れるとよいでしょう。

 

 

リガメント法

下腹部の皮膚をスライドさせて包皮を引き出す方法で、主に包茎手術によって包皮が不足している方が活用します。

 

包皮を補う量も調整しないといけないため高い技術力を求められる術式で、失敗されると皮膚がつっぱる感じが残ってしまいます。
大きな失敗になると勃起時に痛みを伴い、修正術が必要な状況に陥るので注意しましょう。

 

 

包茎手術と同時に行う必要性

注意マークを持つ手

 

長茎術は包茎手術とセットで提案されることが多いですが、包茎手術のみしか希望していない方にしつこく提案するクリニックは避けるようにしてください。
術式によっては包皮を引っ張る要素があるため、包茎手術と同時に行うことでデザイン性が高まることは事実です。

 

ただし、簡易的な術式は通常時のサイズしか変わらず、将来的に長茎術を受ける予定がなければ包茎手術単体で治療を受けることのデメリットは一切ありません。
同時治療に比べると多少の制限を受けるものの、包茎手術をして一定期間経過してから長茎術を受け直す方法でも問題ないです。

 

包茎手術の基礎知識はこちら

 

長茎手術も包茎手術と同様に、局所麻酔を活用した日帰り手術で対応でき、基本的には亀頭周辺のデリケートな部分に手を加えないため、治療後の痛みや生活制限が少ないです。
術式によっては1時間以上の所要時間が必要になります。